家具はどこに置きますか?その場所に収まりますか?
リビングルームデザインのアート:アイデア、ヒント、インスピレーション
リビングルームのアイデア ダイニングのアイデア
大々的なリフォームでも、ちょっとした変更でも、リビングルームをリフレッシュすることで、インテリア雑誌以上の美しさをもたらす可能性を秘めています。ライフスタイルに合った暮らしやすいリビングルームは、スタイリッシュで機能的なスペースであるだけでなく、ストレスから解放されるくつろぎのひとときを提供。心と身体に活力を与え、社交の場にもなります。
そのためには、ある程度の計画を立て、たくさんのアイデアを検討することが大切です。
本質的な質問をする
リビングルームのデザインを計画する前に、この部屋でどのように過ごしたいかを考えてみましょう。この大切な問いかけにより、あなたが部屋にどのような役割を求め、どのような雰囲気にしたいかが明確になります。お部屋に必要な機能性を念頭に置くと、デザインに関するほかの決断にも方向性が見えてきます。ありきたりのデザインから離れ、夢のリビングルームをつくる際に、このシンプルな問いかけが役立ちます。
## 画一的な発想に縛られない
リビングルームの定番アイテムをいくつかご用意:座部、テーブル、照明、ウォールデコレーション。
これはもちろん、漠然としたリストです。リビングルームのデザインに唯一の正解はありません。広々としたリビングルームでは、モジュール式のソファが持つ余裕のある大きさと、構成を追加できる柔軟さを活用できます。小さなお部屋では、座り心地の良いアームチェアを1台置き、フットスツールをいくつか追加すると、より快適に過ごせるでしょう。
リビングルームをどのように使いたいかがはっきりすると、その空間に置くアイテムも明確になります。
リビングルームをコーディネートする4つのコツ
リビングルームに家具を配置する際は、できるだけ勘に頼らず進められるよう、いくつかのシンプルな問いかけをしてみましょう。
人の動きの妨げになるものはありますか?リビングルームの中を歩いたり、出入りする際にほかの人の邪魔になりませんか?
暖炉、TV、窓など、リビングルームの主役にしたい要素は何ですか?
リビングルームの主な用途は何ですか?交流スペースとして使うなら、コーヒーテーブルなどの中心となるアイテムを、位置をずらした椅子で囲む配置はいかがでしょう。
色で魅了する
色はリビングルームの見た目だけでなく、雰囲気にも影響します。では、リビングルームの壁にはどんな色がふさわしいでしょうか。深みのあるダークな色はムーディでドラマチック、優しいパステルカラーはくつろぎのある雰囲気を演出し、鮮やかで大胆な色は空間に活気を与えます。リビングルームに鮮やかな色を使うというアイデアには賛成でも、壁を派手な色で塗ることにためらいを感じるなら、その色をアクセサリーや家具に取り入れてはいかがでしょう。お部屋にカラフルなアクセントが加わりますが、全体のデザインを圧倒する可能性は小さくなります。
照明の効果
自然光は常に優先されますが、人工照明のメリットにも目を向ける必要があります。メインの照明器具は、インテリアデザインのスタイルに合い、お部屋の大部分を照らすものが向いています。一方、ランプ、スポット照明、キャンドルなどの部分照明は、暗い部分を際立たせ、部屋の雰囲気を整える役割を担います。
### TVは必要、それとも不要?
これは悩ましい問題です。フォーマルな美しさを重視して、TVを置かない時代はとっくに過ぎ去りました。では、TVに視線が集中しないようにするには、どこに置くべきでしょうか。TVキャビネットに収納したり、電源を切ると鏡のように見えるモデルを購入することもできます。フラットスクリーンの外観が気にならないなら、壁掛けユニットを使ってディスプレイすれば省スペースになります。コンソールテーブルやTVユニットを使うと、スタイリッシュな収納スペースが手に入ります。
整理整頓の秘訣
最高のデザインにも、片付けの問題はつきものです。TVユニット、コンソールテーブル、本棚などの定番のソリューションは散らかりやすい物を片付けるのに便利ですが、意外性のあるアイデアも検討してみましょう。収納スペースを持つフットスツールをリビングルームに置くと、収納と椅子の両方に使えます。ほかにも、天板を持ち上げると収納スペースが現れるコーヒーテーブルなど、さまざまな多機能家具があります。片付けは問題ではなく、 整理整頓が得意な方もおられるでしょう。それでも、収納ソリューションを検討する価値はあります。予備のブランケットやクッションを収納するなど、便利な使い道があるからです。
小さなリビングルームのアイデア
どんなリビングルームでもスタイリングは大変な作業ですが、小さな空間ではさまざまな課題があることが多くなります。こちらで、小さなリビングルームのためのアイデアとインスピレーションをご覧ください。窮屈に感じられるリビングルームを、時間をかけずに快適に整えるコツをご紹介します。
ラグは大きめに
ラグは、スタイル、居心地、お部屋の色を一段と引き立てます。特に、冷たい印象になりがちなハードウッドやラミネートの床との相性が抜群です。小さなリビングルームでも、大きめのラグを選びましょう。ただし、壁との間には30cm以上の間隔が必要です。小さいラグを数枚敷くしか選択肢がない場合は、何も敷かないほうがいいでしょう。モチーフに関しては無地が理想的です。柄物がお好みなら、シェブロンのような太めの幾何学模様など、すっきりとした大きめのプリントがおすすめです。
適切な壁の色
壁に最もふさわしい色は、ホワイトだと考える方もいるでしょう。ホワイトは空間を実際よりも広く見せる錯覚を生み出すため、有望な選択肢です。しかし、空間に奥行きを出す効果があるダークカラーも、小さなお部屋に取り入れることができます。濃い色合いを選ぶ場合は、明るい色の壁掛けを飾ったり、適切な照明を取り入れてコントラストを演出することを忘れずに。
参考になるリビングルームのスタイルアイデア
リビングルームに求める雰囲気がはっきりしており、空間を有効に使う方法を理解したら、具体的なスタイルを実現する方法を見つけましょう。
モダン: ミニマルな装飾、すっきりとしたライン、ニュートラルまたはアースカラーの色遣い。このタイプのデザインでは、注目を集めたい小さな部分だけに鮮やかな色を使います。一般的にこのスタイルの家具は、直線的なエッジとニュートラルカラーを特徴とするミニマルなデザインです。
インダストリアル: インダストリアル スタイルの本質は、木材、金属、コンクリート、むき出しのレンガなど、加工されていない素材の趣を活かすことにあります。このスタイルは、かつて産業用スペースだった場所を住居として活用する場合によく見られます。家具の例としては、リサイクルされた木材、金属製の脚、コンクリートの天板を持つテーブルなどがあります。
ロマンチック: ソフトなカラー、フローラル、柔らかいファブリックが特徴のロマンチックなデザインは、フェミニンな魅力にあふれています。このスタイルには、パステルカラー、ベルベットの張地、しなやかな曲線を持つ家具が使われます。
コンテンポラリー: すっきりしたライン、シルバーのメタリック仕上げ、オーガニックフォルム。コンテンポラリーなデザインは、最新のトレンドの影響を受けて常に進化します。このスタイルの家具をお探しなら、シルバーやクロームのディテールと、磨き上げられた光沢仕上げに注目しましょう。
折衷主義: 多様なスタイルと時代が組み合わされたデザイン。折衷的なデザインは雑然とした印象になる場合もありますが、うまくコーディネートすれば、個性と魅力を存分に表現できます。このスタイルには、あらゆる家具を取り入れることが可能です。
低めのデザイン
小さなリビングルームを窮屈に感じさせない秘訣は、低めの家具を揃えることです。頭上の空間を広く取ることで、より広々とした印象が生まれます。床を広く見せるには、床面に物を置かないことです。TVを設置する際は、壁掛け式やフローティングデザインのスタンドを検討してみましょう。
座る場所にも工夫を
小さなリビングルームには大型のコーナーソファを置く余裕はないかもしれませんが、座る場所をあきらめる必要はありません。おすすめは、スペースを取らないスツールとフットスツールです。現代的で若々しい雰囲気がお好みなら、遊び心のある円形クッションをいくつか床に置いてもよいでしょう。
お部屋を明るく
予算をかけずに小さなリビングルームを広く見せるコツは、照明を十分に確保すること。メインの照明器具を複数の電球が付いた照明に交換したり、お部屋の暗い場所にいくつかランプを置いたり、あるいはもっと明るさの強い電球を選ぶだけでも、光の効果で小さなリビングルームに広がりが生まれます。