日中の自然光は、バイオフィリックデザインにおいて重要な役割を果たします。自然光を効果的に使い、鏡や反射面を組み合わせることで、広がりのある明るい空間をつくることができます。
バイオフィリックデザイン
屋外の魅力を室内にも
バイオフィリックデザインとは、屋内のスペースに意図的に自然を取り入れて、屋外との結びつきを感じられるようにするものです。バイオフィリックデザインは、創造性の向上、ストレスの軽減、癒し効果の促進、気分の改善のほか、全般的な健康にも良い影響をおよぼします。
バイオフィリックデザインは、自宅で過ごす時間の増加と自然との触れ合いの減少に対応して生まれたと考えられます。この大きなインテリアトレンドは、この数年で着実に人気を高めています。現代建築から始まったバイオフィリックデザインの本質は、意図的に屋内のスペースに自然を取り入れて、屋外とのつながりを感じられる点にあります。
このデザインは、創造性の向上、ストレスの軽減、癒し効果の促進、気分の改善のほか、全般的な健康にも良い影響をおよぼします。幸いなことに、植物を這わせた大きな壁や、庭へとつながる折りたたみ開閉式のドアがなくても、こうした効果を得ることができます。いくつかのシンプルなポイントを取り入れて、インテリアに違いをもたらしましょう。
バイオフィリックデザインの主な3つの要素
バイオフィリックデザインのトレンドといえば、多くの人が屋内の観葉植物を思い浮かべるでしょう。緑のあるインテリアは、世界中で引き続き流行中です。しかし、自然光と、自然から着想を得た色調を取り入れることでも、バイオフィリックデザインの利点がもたらされます。
観葉植物は、お部屋に屋外の要素を取り入れる最も簡単な方法の一つです。サボテン、オリヅルラン、カシワバゴムノキ、ドライフラワーなど、植物はいくつ置いてもいいものです。
大地の赤から森の緑まで、自然の色合いをインテリアデザインに取り入れると、自然界とのつながりを表現できます。この効果を活用しましょう。
植物とドライフラワー
観葉植物は、60年代と70年代にブームになりました。当時の流行だった溶岩ランプは廃れましたが、観葉植物は空間に個性を添えるアイテムとして一段と人気が高まっています。見た目が美しく、かつ簡単に手に入るカシワバゴムノキ、イチジク、ピレアペペロミオイデス、ユッカ、アロエ、オリヅルランなどがおすすめです。
魅力的な手触り
バイオフィリックデザインのトレンドには、手触りでも魅力を感じられるファブリックの使用がおすすめです。木材、羊毛、綿などの天然素材を選ぶと、自然とのつながりをより深く感じることができます。モダンオーガニックなスタイルを長くお楽しみいただけるよう、ボーコンセプトには質の高いファブリック、レザー、天板が揃っています。
風通しの良い明るい空間
当然のことですが、お部屋に新鮮な空気を入れて常に換気を心がけることは、気分と健康に大きな影響を与えます。日光も最大限に活用しましょう。窓辺に装飾品を置きすぎると、日光が遮られてしまうため注意が必要です。鏡や光を反射する表面を利用して、日の当たらない一角に明るさをもたらすテクニックもあります。